初期研修/専攻医を考えている方
研修
(日本リウマチ学会ホームページ一部改訂)
内科専門医研修が3年間あり、専門医研修が医師4年目から開始できます。3年目は大学病院で自己免疫疾患の診察方法や診療の考え方を日常診療やカンファレンス、学会参加を通して深めていただきます。
4年目は、関節リウマチの症例を多く経験することや1年目で学んだことを実践する意味でも、関連病院で研修していただきます。5年目は、大学病院もしくは関連病院で臨床を継続することもできますし、早く研究の道に進みたい方は大学院へ進学することもできます。大学院へは、内科専門医取得後に進学することもできます。
当科の魅力
免疫学は、現在最も進歩している分野の一つであり、様々な治療や検査に応用されています。当診療科、分野はその東北大学の理念である“研究第一”、“実学尊重”、“門戸開放”に基づき臨床で得られる疑問から研究計画を立てて、答えを導き“研究によって次世代の医療を創造する”ことを目指しております。実際に、タクロリムス、トシリズマブ、ニボルマブなど多くの免疫を標的とした薬剤が本邦で開発されており、まさに、新薬の開発に携わることができます。以前に比べて基礎研究における発見から臨床応用までの時間が格段に短くなってきています。当研究室で基礎研究を行った分子にも、臨床治験でまさしくその効果が検証開始されているものもあります。基礎も臨床も10年先はどうなっているか予想がつかないくらい多様な進歩をする分野ですが、それらを牽引できる可能性があります。
診療においては、東北中から自己免疫疾患疑いの患者さんが紹介されてくるため、非常に豊富な症例を経験することができます。他にも他院で診断できない不明熱症例も紹介されるため、リウマチ膠原病専門医としてのみでなく、総合内科医として、他疾患の鑑別、除外診断の技量も必要になり、Specialistでもありながら、Generalistたりえる診療科です。
研究で新たな医療を切り拓きたい方にも、診療で診断が確定せず困っている患者さんを助けたい方にも両方実践したい方にも門を叩いてほしいと思います。
キャリアプラン
専門医取得もしくは学位取得後は様々なキャリアを歩む先輩がいます。
例)海外留学:米国ハーバード大学、スタンフォード大学、エモリー大学、ロチェスター大学、豪州QIMR Berghofer Medical Research Institute
大学病院勤務、市中病院勤務、開業、研究室立ち上げ、市中病院での非常勤勤務
リウマチ専門医は不足しており、ニーズが高いため、家庭の状況に合わせた働き方が可能です。
入局案内/見学希望
当科にご興味いただいた学生さん、研修医の先生は以下のフォームより御申し込みください。
東北地方で医療をされている先生でリウマチ膠原病分野に興味のある先生、リウマチ専門医を取得されたい先生指導医が複数いる当院で専門研修を受けてみませんか?
内科、小児科、整形外科など基本領域の専門医を取得されていれば、3年の研修で取得が可能です。
質問があれば、備考欄にご記載ください。近日中に担当者よりご連絡差し上げます。
下記フォームに必要事項を入力後、確認ボタンを押してください。
※何日かお時間が経っても連絡がない場合は、直接こちら(
)までご連絡ください