教室の沿革
1916年 | 東北帝国大学医科大学の発足とともに内科学第二講座として設置されました。 第二内科第3代鳥飼教授 (1957年~1973年)のもと柴田昭先生が血液免疫研究グループで始められました。(第二内科の歴史はこちらからご確認いただけます)。 血液学と免疫学の発展に伴い、診療と研究の領域を血液と膠原病に広げ、第二内科の第一研究室として活動していました。 |
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1998年 4月 |
大学院の重点化に伴う教室改組により、佐々木毅教授を初代教授として、免疫・血液制御学分野が発足しました。佐々木教授の時代には、全身性エリテマトーデス(SLE)における抗DNA抗体の病原性や、関節リウマチの発症におけるパルボB19ウィルスの関与など、国際的に高く評価される研究成果をあげました。特に、関節リウマチの発症機序としてウイルス感染に着目し、実験的に証明した業績は、その独自性と新規性から高く評価されています。 |
2006年 | 佐々木毅教授が退官されました。 |
2007年 7月 |
張替秀郎教授が血液・免疫病学分野の教授に就任しました。 |
2020年 4月 |
診療科の再編に伴い、リウマチ膠原病内科は、血液免疫科から独立しました。 藤井博司が診療科長に就任し、病棟も現在の西14階に移動しました。 |
2024年 4月 |
東北大学医学系研究科保健学科専攻に臨床免疫学分野が新設され、藤井博司教授が就任され、現在に至ります。 |